最優秀2歳牝馬が万全の出来で登場だ。金曜朝の
メジャーエンブレムは美浦坂路を2本。迫力満点の馬体を誇示するかのように、堂々たる姿でゆったりと駆け上がった。「なるべく悪さを出さないように調整をしてきました。落ち着いていますね」と高木助手。気配の良さを確認し、自然と笑みがこぼれる。
「厩舎にいる他の3歳牝馬とは全く雰囲気が違う。まるで別の生き物」とスケールの大きさには絶対的な自信を持つ。阪神JFを2馬身差で完勝し、この春は迎え撃つ立場に。この後は
桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)へ直行する予定だけに、「
JRA賞を受賞した馬のなかでは先陣を切りますからね。恥ずかしくないレースを」と力強く締めた。
提供:デイリースポーツ