阪神9R・
すみれS(芝2200m)は
ヴィクトワールピサ産駒の6番人気
ジョルジュサンク(栗東・鮫島)が2分13秒2のタイムで制した。道中は2番手を追走。逃げた3番人気
ピースマインド(8着)に4角で並びかけて直線で抜け出すと、後続の追撃を難なく振り切ってゴールした。1馬身1/4差の2着は好位追走から差を詰めた1番人気の
ブラックスピネル、さらに首差の3着は4番人気の
ロスカボス。なお、メンバー唯一の重賞勝ち馬で2番人気の
アドマイヤエイカンは見せ場なく9着に敗れた。
「スムーズに競馬ができて、しまいも脚を使ってくれた。いい内容だったと思います」と川田。UAEダービー・GII(3月26日・メイダン、ダート1900m)への招待状が届いているが、鮫島師は「クラシックに行けないならと思っていたが、ここを勝って賞金の上積みができた」と話し、
皐月賞(4月17日・中山、芝2000m)へ向かう可能性が出てきた。
提供:デイリースポーツ