JRAが春の古馬中距離路線を充実させるため、
大阪杯のGI格上げを検討していることがわかった。
中距離を得意とする古馬にとって、上半期は最後の
宝塚記念以外に適鞍となるGIがないのが現状で、近年はドバイや香港など、春に海外遠征を行うケースが増加していた。早ければ来年にも格上げが実現する。
なお、
JRAの重賞競走はレースレーティングを基に格付け管理が行われており、GI昇格の基準は「直近3年間のレーティング平均が115
ポンド以上」となっているが、今年の
大阪杯も
ラブリーデイ、
ショウナンパンドラ、
キタサンブラックなどGI馬が多数出走予定で、問題なくクリアできるものと思われる。