昨年の
有馬記念を自重し、今春に備えた
ショウナンパンドラが、始動戦に向けてハツラツとした動きを見せている。1週前追い切りは、栗東坂路で4F53秒4-38秒3、ラスト1Fは11秒9の切れ味。併せ馬で追走先着を果たし、久々を感じさせない力強い脚さばきを披露した。調整は順調で好仕上がりだ。騎乗した池添は「昨秋の3走は本当にいい状態だったからね。今は当時の出来に近づきつつある段階。休み明けとしては悪くないし、動ける態勢です」とGI馬の底力に期待していた。
京都記念は道悪馬場を克服して2着に差し込んだ
タッチングスピーチ。石坂師は「馬場が悪くてきつい競馬になったけど、好走してくれた」と満足げに振り返る。1週前追い切りは、栗東坂路で4F50秒8-37秒6-12秒5(強め)をマーク。牡馬顔負けのパワフルなフットワークは迫力十分。気配は良好だ。「引き続き強い牡馬が相手になるけど、GI級の力を感じるし、ここに入っても引けは取らないと思う。明け4歳馬で伸びしろもあるからね」とトレーナーは手応え十分。強豪牡馬相手に真っ向勝負を挑む。
提供:デイリースポーツ