「
チャンピオンズマイル・香港G1」(5月1日、シャティン)
陣営はVへ自信をみなぎらせている。G1・4連勝を狙う昨年の
年度代表馬モーリスは30日、シャティン競馬場のオールウェザーをハッキングで1周。はち切れんばかりの馬体をリズム良く弾ませ、最終調整を終えた。
この日はオーナー・吉田和美氏の夫でノーザン
ファーム代表を務める吉田勝己氏が動きを確認。「馬体に張りがあって、トモもいい」とうなずいた後、芝のコンディションを入念にチェックした。「雨は降らない方がいい。この感じなら問題はないよ。先週は日本馬が負けてしまったからね。期待したい」と3頭出しで敗れたクイーンエリザベス2世Cのリベンジを力強く宣言だ。
英大手ブックメーカーのウイ
リアムヒル社では、
モーリスが断然1番人気の2.0倍。2番人気は
セイフティーチェックの6・5倍となっており、現地の関係者内でも“1強”ムードが漂っている。日本馬初のVへ、アジアのマイル王を阻む物は何もない。
提供:デイリースポーツ