現地時間24日、フランス・
シャンティイ競馬場で行われたイスパーン賞(4歳上・GI・芝1800m・9頭・1着賞金14万2850ユーロ)に、日本の
エイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口正則厩舎)が出走。
エイシンヒカリはハナを叩かれ2番手からの競馬となったものの、直線で早々に先頭に立つと、あとは後続を突き放す一方。心配された馬場の悪さをものともせず、2着の
ダリヤン(牡4、仏・A.ドゥロワイエデュプレ厩舎)に10馬身差をつけての圧勝で、昨年末の
香港Cに続く海外GI連勝を果たした。
日本調教馬による本レース制覇は史上初。
エイシンヒカリはこの後、英GI・
プリンスオブウェールズS(6月15日、
アスコット競馬場・芝2000m)に向かう予定。なお、3着には
シルバーウェーヴ(牡4、仏・P.バリー厩舎)が入った。勝ちタイムは1分53秒29。
【日本馬プロフィール】
◆
エイシンヒカリ(牡5)
騎手:
武豊厩舎:栗東・坂口正則
父:ディープインパクト母:キャタリナ母父:Storm Cat馬主:栄進堂
生産者:木田牧場
通算成績:12戦10勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2015年
香港C(GI)