東京10Rの第83回東京優駿(GI、3歳、芝2400m)は3番人気
マカヒキ(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒0(良)。ハナ差2着に2番人気
サトノダイヤモンド、さらに1/2馬身差で3着に1番人気
ディーマジェスティが入った。
マカヒキは栗東・
友道康夫厩舎の3歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母ウィキウィキ(母の
父フレンチデピュティ)。通算成績は5戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
マカヒキ(川田騎手)
「この馬がダービー馬になってくれたことがとても嬉しいです。ゴールに入った瞬間は出ているような感じがありましたが、写真判定の結果が出た時には込み上げてくるものがありました。ゲートを上手に出てくれて、位置もしっかり取れました。直線は狭いところを割って来てくれて、"届いてくれ"という思いで追っていました。ダービーは乗れるだけでも光栄ですし、その中で一番いい結果を出せて何よりです。ダービー馬になってくれて今後も楽しみですし、この先も無事に行って欲しいですね」
2着
サトノダイヤモンド(
ルメール騎手)
「完璧でした。
リラックスしていい感じでしたし、直線の反応も良かったです。
マカヒキとはポテンシャルは同じくらいでしょう。ただ、
サトノダイヤモンドはまだ良くなってくると思います」
3着
ディーマジェスティ(蛯名騎手)
「伸びてはいますが、ゴール前で寄られてしまいました。そこで脚が鈍ってしまいました。競馬はいい形で出来ました。運がなかったです」
4着
エアスピネル(
武豊騎手)
「いいレースが出来ました。思い通りでした。今日は状態が良かったです。生まれた年が悪かった、というしかありません。一瞬は勝ったと思ったのですが...」
5着
リオンディーズ(
M.デムーロ騎手)
「引っ掛かりました。
リラックス出来ませんでした。直線はすごく伸びて勝てると思ったのですが、最後は止まってしまいました。前走は出して行きましたし、その分もあったかもしれません」
(角居勝彦調教師)
「チグハグになってしまいましたね。折り合いがつきませんでした」
6着
スマートオーディン(戸崎騎手)
「もっと後ろから行きたかったです。馬はすごく良かったです。返し馬からいい感じでした。もっと
リラックスして走らせられれば良かったのですが...力はあります」
7着
マウントロブソン(T.
ベリー騎手)
「最後までよく走ってくれましたが、スタートで出負けしたことが痛かったですね。それがなければもっと上へ行けたと思います。2400mの距離は問題ありませんでした」
9着
レッドエルディスト(四位騎手)
「今日は春の大一番で小細工なしでした。前半はあの位置から進めて、最後は来ています。秋はグンと良くなると思います」
12着
アジュールローズ(ボウマン騎手)
「本当にきれいでいい馬です。今日は疲れがあったかもしれません。GI級の馬です。メンタルと肉付きが良くなってくるといいでしょう。今日は馬場が硬すぎました」
14着
アグネスフォルテ(松山騎手)
「1コーナーで不利があり、少し力み気味でした。馬は頑張ってくれました。何とか長浜先生にいいところを見せたかったです。残念でした」
15着
イモータル(石川騎手)
「どこかで内側へ入れられたらと思ったのですが、コーナー、コーナーで外を回らされてしまいました」
16着
マイネルハニー(柴田大騎手)
「納得のレースです。折り合って走っています。最後まで反応していますが、速い脚は使えませんでした。あとは距離が長かったです」
ラジオNIKKEI