「
安田記念・G1」(5日、東京)
マイル界の絶対王者
モーリスがG1・5連勝を狙う。香港から帰国後は東京競馬場で着地検査期間を過ごしつつ、
安田記念連覇に向けて調整を行っている。
前走の
チャンピオンズマイルはあきれるほどの強さだった。スタート直後に包まれかけたのを制して好位へつけたのも、4角でさばいていったん外を突きながら前に出たのも、非凡なスピードの証明だった。
今回、唯一の課題が着地検査と並行した調整過程だ。美浦トレセンとは勝手も違う。1週前追い切りは27日の金曜日。「東京競馬場がCコースに変わるタイミングなので27日しか馬場(芝コース)が開けられないということでした。もっとも(月曜が原則全休になる美浦と違って)休みなしなので、スライドもしやすいのですが」と橋本助手。馬なりで5F65秒5-35秒7-11秒5を計時した。
「動き自体は良かったが、まだ多少重く、上がりの息も少し悪かったそうです。これをやって良くなってくれれば…」。美浦で報告を受けた橋本助手はこう説明した。連勝をさらに伸ばすべく調整を進める。
提供:デイリースポーツ