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宝塚記念・G1」(26日、阪神)
例年、一筋縄ではいかない上半期のドリームレース。近年注目が集まるのが
鳴尾記念組だ。春開催となった12年以降、4年続けて必ず1頭が馬券に絡む注目の前哨戦(11年までの同時期開催・
金鯱賞を含めると8年連続)から、今年は4頭がエントリーした。
鳴尾記念で1番人気に支持されていたのが、4歳馬の
ヤマカツエースだ。結果は直線伸びあぐねて6着に敗れたが「久々の上、レコード決着。勝ちに行って早く動いた分もあるかな」と池添兼師は振り返る。
反撃を期す今回は「相手が強い」と控えめながらも「ジョッキーが“今度は考えて乗る”と。秘策があるようなので、それにかけたい」と、
有馬記念と合わせて6勝(
武豊と並び最多)を挙げる“GP男”で息子の池添の手腕に期待する。昨年の
福島記念Vが重馬場。「時計勝負になるよりはかえっていい」と道悪を歓迎した。
提供:デイリースポーツ