「新馬戦」(11日、阪神)
半兄に14年
きさらぎ賞2着の
バンドワゴンを持つ
スワーヴリチャード(牡、
父ハーツクライ、栗東・庄野)が、日曜阪神5R(芝2000メートル)でデビューを迎える。14年のセレクトセールにおいて1億5500万円(税抜き)で取引されたホープだ。
水曜は四位を背に栗東CWで最終リハ。僚馬の
スワーヴアーサー(3歳500万下)相手に馬なりで首差先着し、5F68秒7-39秒1-12秒9をマークした。「いい感じ。馬っぷりもいいしね。素質はあるだろうし、どんな競馬をしてくれるか楽しみ」と四位は期待を膨らませる。
庄野師も「変わらず順調。乗り込み量は足りている」と胸を張る。一方で「口向きの難しさや、走り方に粗削りな部分もある。まずは無事にデビューしてくれれば」と慎重さも見せた。「脚元に不安はなく、跳びが大きくきれいに走る。競馬に対応できる部分は十分にあると思う」。期待の良血馬が、いよいよベールを脱ぐ。
提供:デイリースポーツ