IFHA(国際競馬統括機関連盟)は、今年1月1日から9月11日までに行われた世界の主要レースを対象とする「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。
ラン
キングトップは、
カリフォルニアクローム(アメリカ)で133
ポンドだった。パシフィック
クラシックステークス(米G1)に出走し、5馬身差の圧勝で、レーティングを前回の128
ポンドから133
ポンドに上げ、単独トップとなった。この数値は、去年のラン
キングトップだったアメリカンファラオ(134
ポンド)より低いものの、2008年の
カーリン(130
ポンド)を超える高い評価となった。前回まで単独トップだった
エイシンヒカリ(日本)は、新たにランキングに入った
アロゲート(アメリカ)と並んで129
ポンドで第2位タイ。
アロゲートは、ト
ラヴァーズステークス(米G1)で13馬身以上の差をつけて圧勝し、高い評価となった。
第4位タイは
アルマンゾル(フランス)とウィンクス(
オーストラリア)の2頭で127
ポンド。
アルマンゾルは、G1の勝ち馬8頭が出走していた
愛チャンピオンステークス(G1)で
ハーザンド(123
ポンドで第11位タイ)、
マイドリームボート(122
ポンドで第14位タイ)などを相手に快勝し、新たにランキングに加わった。前回第3位だったウィンクスはウォリックステークス(豪G2)を勝ったが、レーティングは変わらず127
ポンドのままで、順位は第4位タイに下がった。
第6位は前回第4位だったフロステッドで126
ポンド。第7位タイは、前回第5位タイだった
モーリス、
ナイキスト、
ポストポンド、
ワーザーの4頭で124
ポンド。
ポストポンドは
インターナショナルステークス(英G1)を勝ち、レーティングは変わらなかったものの、距離カテゴリーに「I(1900〜2100m)」が加わった。
日本調教馬は、前回と同じ5頭が掲載された。
エイシンヒカリ、
モーリス以外では、前回第18位タイだった
ドゥラメンテと
マカヒキが121
ポンドで第22位タイに、前回第24位タイだった
サトノダイヤモンドが120
ポンドで第31位タイになっている。
(
JRAからのリリースによる)
ラジオNIKKEI