17日、青森県の八戸家畜市場にて
ウインバリアシオンのお披露目会が開催された。昨年夏に続き、2回目の試み。生産者だけでなく一般ファンも入場できるとあって、全国から約120名の方々が集まった。
ウインバリアシオンはセキュリティや検疫などの理由から日ごろは見学が出来ない。そこで繋養主のス
プリング
ファーム・佐々木さんの「ファンの多い馬なので、年に一度だけでも皆さんにお見せできたら」という考えを基に開催されている。
一般的に、牡馬は種付けを覚えると気性が荒くなると言われている。
「そんな理由で、今年は昨年よりうるさくて扱いにくいのでは?と案じていたのですが、昨年より今年のほうがおとなしかったですね。昨年は途中で馬が飽きてきたのですが、今年はお腹がすいたようで途中で地面に生えている草を食べ始めるほどノンビリしていました」
遠方では九州から来られている方もいた。
「今年は35頭に種付けできまして、種牡馬1年生として上々のスタートが切れました。これも沢山の関係者の方々のおかげで感謝の気持ちでいっぱいです。そして今日はこれだけ沢山のファンに囲まれました。バリは本当に幸せものです」
(取材・写真:花岡貴子)