2014年の英ダービーは406頭が一次登録を済ませ、このうちシーザスターズの初年度産駒が33頭登録した。これらは2014年6月7日にエプソム競馬場で行われる世界で最も有名な平地競走、第235回目英ダービーで総賞金132万5000ポンドをかけて争うことになる。
シーザスターズ産駒の登録馬には、ジャパンカップを含めてG1を7勝した日本のスター牝馬ウオッカの初仔、2009年のジャンロマネ賞勝ち馬アルパインローズ産駒でアルカナオーガストセールで120万ユーロで落札された牡馬、2000年の英オークス馬ラブディヴァインの牡馬、2008年の英オークス馬ルックヒアの牡馬などが含まれている。なお、シーザスターズのオーナーであるクリストファー・ツイは6頭の産駒を登録している。
そのシーザスターズの半兄で世界最高の種牡馬として名高いガリレオは52頭の産駒が登録。そのなかには今年のセールで最高額となる250万ギニーで落札されたHydrogen、2007年英ダービー勝ち馬オーソライズドの3/4同血の半弟などが含まれている。
そのほかで注目される登録馬はインドのクラシックを4勝したジャクリーンの初仔Primogenitureで、アイルランドのジョン・オックス厩舎への所属が決まっている。
(中略)
アンドリュー・クーパー(レースディレクター)「2014年英ダービーの一次登録にはヨーロッパで最高の当歳馬だけでなく、インドと日本のチャンピオンの息子たちも登録しており、世界的に注目されていることは明らかです」
406頭の一次登録は昨年より32頭減少しているものの、2011年から4年連続で400頭超えを果たした。
なお、2009年より英ダービーのスポンサーであるインベステックは2021年までスポンサー契約を延長することを発表している。
【補足】
ウオッカの初仔といえばすでに500kgを大きく超える馬体で有名ですね。調べたかぎりでは英ダービー登録の話は出てなかったので紹介しておきます。もっとも、日で本デビューするので、現実的には英ダービー出走はないでしょうが。
原文で(中略)の部分には注目される登録馬の記述があります。また、テキストの最後に登録馬のリストへのリンクがあるので、気になる方は元ネタURLからそれらをご覧ください。
- ネタ元のURL
- http://horseracinglatest.blogspot.jp/2012/12/stars-galore-in-2014-investec-derby.html