10日、京都競馬場で行われた
京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)は、2番手でレースを進めた
武豊騎手騎乗の1番人気
キタサンブラック(牡4、栗東・
清水久詞厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、好位追走から差を詰めた6番人気
アドマイヤデウス(牡5、栗東・橋田満厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒5(良)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気
ラブリーデイ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)が入った。なお、3番人気
サウンズオブアース(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)は
ラブリーデイから3/4馬身差の4着に終わった。
勝った
キタサンブラックは、
父ブラックタイド、
母シュガーハート、
その父サクラバクシンオーという血統。昨秋の
菊花賞、今春の天皇賞を制しながらこれまで一度も1番人気に支持されたことがなかったが、今回キャリア12戦目にして初めて断然の支持を得て、これにキッチリと応えて見せた。重賞はこれで5勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
キタサンブラック(牡4)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
清水久詞父:ブラックタイド母:シュガーハート母父:サクラバクシンオー馬主:大野商事
生産者:
ヤナガワ牧場
通算成績:12戦7勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2016年
天皇賞・春(GI)