G1・3勝馬
ストレイトガール(牝7歳、栗東・藤原英)の引退式が東京競馬最終レース後に行われた。戸崎圭を背に直線をキャンターで流すと、多くのファンから温かい拍手が送られた。
15年
香港スプリント9着後にターフを去る予定だったが、一転して現役引退を延期。今春の
ヴィクトリアマイルでは7歳牝馬としては史上初の
JRA・G1制覇を達成した。藤原英師は「ドラマのある馬」と振り返れば、戸崎圭も「僕を成長させてくれた」と敬意を払った。
今後は渡英してニューマーケットのナショナルスタッドでけい養され、初年度はG1・10勝を含む14戦無敗の“怪物”
フランケルと交配する。廣崎利洋オーナーは「今度は子どもで、ここへ帰ってきたい」と語った。
提供:デイリースポーツ