東京11Rの
アルゼンチン共和国杯(3歳以上GII・芝2500m)は2番人気
シュヴァルグラン(
福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分33秒4(良)。半馬身差の2着に4番人気
アルバート、さらにアタマ差の3着に3番人気
ヴォルシェーブが入った。
シュヴァルグランは栗東・
友道康夫厩舎の4歳牡馬で、
父ハーツクライ、
母ハルーワスウィート(母の
父Machiavellian)。通算成績は15戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
シュヴァルグラン(
福永祐一騎手)
「ペースは速くならないと思ったので、好位につけようと思ってスタートだけはうまく出して行きました。休み明けで気負っているところもありましたが、馬の後ろに入れて3番手で我慢してくれました。直線追い出した時の反応はそんなに良くありませんでした。休み明け、58キロもあったのでしょう。でも加速がついてからはいい脚でしたし、着差以上に強かったです。GIに向けていいレースが出来ました。妹にGIは先を越されてしまいましたが、秋に期待している1頭ですので応援よろしくお願いします」
(
友道康夫調教師)
「今日見た感じも太くはなかったですし、今までの休み明けで一番よかったですね。この後は予定通りに
ジャパンC、
有馬記念へ行きます。ここに来て体もまたしっかりしてきました。このきょうだい(
母ハルーワスウィートの一族)は本当に凄いですね。頭が下がる思いです」
2着
アルバート(
戸崎圭太騎手)
「スタートがもう少しスムーズならもう1列前につけたかったのですが、あの位置からになりました。勝ち馬を見ながら運んで、直線で前が広くなるといい伸びを見せてくれました。ここを使ってまた良くなると思います」
3着
ヴォルシェーブ(M.デムーロ騎手)
「頑張ってくれました。ペースが遅かったので早めに動いて行って、勝てると思いましたが......。ただ、久々を考えればいい内容でした。使ってまた良くなるでしょう」
4着
モンドインテロ(C.
ルメール騎手)
「とてもいい感じでしたが、ちょっと最後に止まってしまいました。今日は休み明けで、メンバーが強かったこともあったかもしれません。でも、これからまだ良くなってくると思います」
6着
レコンダイト(
蛯名正義騎手)
「馬群の中にも入れませんし、ヨーイドンの競馬で厳しかったです。それでもだいぶ良化して来ています。まだ良くなる余地もあるでしょう」
ラジオNIKKEI