京都11Rの
エリザベス女王杯(3歳以上GI・牝馬・芝2200m)は3番人気
クイーンズリング(M・デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒9(良)。クビ差の2着に12番人気
シングウィズジョイ、さらに1馬身1/4差の3着に2番人気
ミッキークイーンが入った。
クイーンズリングは栗東・
吉村圭司厩舎の4歳牝馬で、
父マンハッタンカフェ、
母アクアリング(母の
父Anabaa)。通算成績は13戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
クイーンズリング(M・デムーロ騎手)
「ずっと京都のGIを勝てていなかったのを気にしていました。勝てて良かったです。内枠も条件は良く、もう少し前に行きたかったのですが、強いレースをしてくれました。直線では
ルメール騎手に先に入られ外へ川田騎手に行かれましたが、とても真面目な馬なので、中のスペースをしっかり伸びてくれました。距離の心配もなくなりました。今後も楽しみです」
(
吉村圭司調教師)
「初めてGIを勝てて嬉しいのと、信じられない気持ちと両方です。夏を越して馬が成長して、
府中牝馬ステークスから中3週でしたが、中間に
パワーアップした感じで馬の成長期とレースがマッチした感じです。レースでは位置取りは思ったより後ろでしたが、長い距離のレースですから切り替えてみていました。直線では
シングウィズジョイを交してくれと声を出していました。初めて重賞を勝ってくれた馬で、GIが勝てて感謝の気持ちしかありません」
2着
シングウィズジョイ(C・
ルメール騎手)
「ペースは遅かったですが、馬は
リラックスして走っていました。直線では反応するどく伸びてくれたのですが、今ひとつスタミナが足りない感じで残り100mで止まる形でした。でも今日はこの馬としてはとても良いレースをしてくれました」
3着
ミッキークイーン(
浜中俊騎手)
「ペースは遅くなると思っていました。今日はゲートを上手に出てくれていいポジションでレースが出来ました。3〜4コーナーもスムーズでしたし、エンジンの掛かりが遅い馬ですが、6ヵ月の休み明けを考えると本当に良く走っています。直線ではもう一度差を詰めようとしていましたし、気持ちの強さとポテンシャルの高さを感じました」
4着
パールコード(
川田将雅騎手)
「
秋華賞からいい状態で、今日もとてもいい状態でした。来年もまたこの舞台に立てればと思います」
6着同着
マリアライト(
蛯名正義騎手)
「1コーナーの不利が全てです。落馬するかと思いました。レースに多大な影響がありました。今日はそれだけです」
ラジオNIKKEI