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キタサンブラック完璧な逃げ切りでGI・3勝目!/ジャパンC

  • 2016年11月27日(日) 17時55分
 27日、東京競馬場で行われたジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラック(牡4、栗東・清水久詞厩舎)が、そのまま直線でも後続を寄せ付けずに逃げ切り、中団から追い上げてきた5番人気サウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒8(良)。

 さらにクビ差の3着に6番人気シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、3番人気ゴールドアクター(牡5、美浦・中川公成厩舎)は4着、2番人気リアルスティール(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は5着に終わった。

 勝ったキタサンブラックは、父ブラックタイド母シュガーハートその父サクラバクシンオーという血統。これまでのキャリアで唯一馬券圏外になっていた条件(日本ダービー14着)を見事克服し、昨年の菊花賞、今春の天皇賞に続く3つ目のGIタイトルを獲得した。また、鞍上の武豊騎手は本レース単独最多の4勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
キタサンブラック(牡4)
騎手:武豊
厩舎:栗東・清水久詞
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
馬主:大野商事
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:13戦8勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2016年天皇賞・春(GI)

武豊騎手のコメント】
本当に嬉しいの一言です。強いキタサンブラックをお見せすることができ、またその馬に跨がっていることができて幸せです。
スタートが良かった時点で(逃げることに)迷いはなかったです。状態も最高だったので、自信を持って乗ることができました。抜群の手応えで直線に向くことができたので、あとはこの馬を信じて追うだけだと思っていました。

【北島三郎オーナー(※)のコメント】
皆さん、ありがとうございます。ユタカさん、ありがとうございました。今日は泣きました。
お礼に歌わないわけにはいかないですが、武さんからは「私は歌いませんからね(笑)」と言われてしまったので、私が代わりに歌います(この後「まつり」を熱唱)。
(レースの最後の直線は)上で見ながら、涙がこぼれちゃって・・・嬉しさと感動で倒れちゃうんじゃないかと思いながら応援していました。そして、(本日の東京全ての)レースが終わったのにこんなに大勢のファンがずっと待っていてくれたことにまた感動しました。本当にありがとうございます。

※馬主名義は大野商事

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