「阪神JF・G1」(11日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、阪神JFに出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【
ディーパワンサ 評価=B】
目つきやしぐさなどにまだ幼さを残しているが、馬体に関してはある程度完成されている印象。キ甲が抜け気味で、骨格に見合った上質の筋肉に覆われている。
約3カ月半ぶりに使われた
デイリー杯2歳Sが10キロ増だったが、今回はさらに実が入ってパンパンに膨らんでいる。トモの丸みと筋肉の質感は目を奪われるぐらいだが、ただこの質感はス
プリント体形の馬に多い点は否めない。
短めの首差しと肩が立ち気味で前肢が短めの
シルエットからは、千二〜千四がベストの印象。距離適性を踏まえると今回はB評価が妥当だろう。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉シュタルケを背に栗東CWで6F80秒7-39秒5-13秒1(一杯)。テンから意欲的に
ハイラップを刻み、直線でも数字以上にスピード感あふれる走り。休み明けを叩かれて、状態は上昇している。
提供:デイリースポーツ