「阪神JF・G1」(11日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、阪神JFに出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【
レーヌミノル 評価=B】
あばらを見せてスカッと映っていた
小倉2歳S制覇時に比べると、かなり皮膚を厚ぼったく見せるふっくらとした
シルエット。ただこの時季の牝馬だけに、好調教を披露した1週前追い切り後の体つきとしては上々だ。
とは言っても首差しが短めでトモ高の前が勝った体形。前肢が短く肩の角度が立っているため、どうしてもス
トライドの伸びないピッチ走法になってしまう。
小倉2歳S時に比べるとたくましくはなったが、半面ス
プリント志向が強くなった印象を受けるのは少し割引だろう。ソエの症状は出ているが、
小倉2歳S時も出ていたのでこれは大きな減点にはならない。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉蛯名を背に栗東CWで5F67秒7-38秒7-11秒8(馬なり)。
ムーンクレスト(4歳オープン)を0秒4追走して、一杯に追われる相手を横目に楽々と0秒1先着した。2カ月ぶりを好走した反動はなく、俊敏な反応が目を引いた。
提供:デイリースポーツ