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モーリス圧勝で有終の美! エイシンヒカリは10着/香港C

  • 2016年12月11日(日) 18時23分
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 現地時間11日、香港・シャティン競馬場で行われた香港C(3歳上・GI・芝2000m・1着賞金1425万香港ドル)に、日本のモーリス(牡5、美浦・堀宣行厩舎、R.ムーア騎手)、エイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口正則厩舎、武豊騎手)、ラブリーデイ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎、H.ボウマン騎手)、ステファノス(牡5、栗東・藤原英昭厩舎、C.スミヨン騎手)、クイーンズリング(牝4、栗東・吉村圭司厩舎M.デムーロ騎手)が出走。

 レースは、エイシンヒカリが先手を取って後続とのリードを広げていく展開に。モーリスはスタート一息で後方から、ステファノスラブリーデイは3・4番手、クイーンズリングは中団につけた。直線に向くと、モーリスが内の馬群を抜けて一気に先頭に躍り出る。モーリスはそのまま後続を突き放し、2番手争いを演じるステファノスラブリーデイシークレットウェポン(セ6、香港・C.イプ厩舎)らを尻目にゴール。「スーパースター!」と場内のアナウンスも響く圧勝劇で、有終の美を飾った。GIはこれで6勝目。

 2着はシークレットウェポン、3着はステファノスとなった。ラブリーデイは4着、クイーンズリングは9着、エイシンヒカリは直線で失速して10着だった。

【日本馬プロフィール】
モーリス(牡5)
騎手:R.ムーア
厩舎:美浦・堀宣行
父:スクリーンヒーロー
母:メジロフランシス
母父:カーネギー
馬主:吉田和美
生産者:戸川牧場
通算成績:18戦11勝(重賞7勝)
主な勝ち鞍:2016年天皇賞・秋(GI)

エイシンヒカリ(牡5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・坂口正則
父:ディープインパクト
母:キャタリナ
母父:Storm Cat
馬主:栄進堂
生産者:木田牧場
通算成績:15戦10勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2015年香港C(GI)

ラブリーデイ(牡6)
騎手:H.ボウマン
厩舎:栗東・池江泰寿
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファー
通算成績:33戦9勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2015年宝塚記念(GI)

ステファノス(牡5)
騎手:C.スミヨン
厩舎:栗東・藤原英昭
父:ディープインパクト
母:ココシュニック
母父:クロフネ
馬主:キャロットファー
生産者:ノーザンファー
通算成績:20戦4勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:2014年富士S(GIII)

クイーンズリング(牝4)
騎手:M.デムーロ
厩舎:栗東・吉村圭司
父:マンハッタンカフェ
母:アクアリング
母父:Anabaa
馬主:吉田千津
生産者:社台ファー
通算成績:14戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2016年エリザベス女王杯(GI)

みんなのコメント 190件

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  • itayaさん

    メジロボサツの末裔が最強馬になれたと言うのも嬉しい
    血をつないでくれ

  • スノーバードさん

    モーリスの圧勝とともに日本古来の血がここまでの強者を産んだことは、
    素晴らしいことだと思います。
    グラスワンダーから受け継ぐ成長力は半端ないですね。
    フランケルから怪物が生まれたように、モーリスからも生まれてほしい。
    サンデー時代に変革の時がやってきたと思いたい。

  • とみっちさん

    おめでとうございます。
    圧勝でしたね!
    堀厩舎…1日でG1を2勝(^_^)v
    JRAでは出来ないので快挙ですね。
    モーリスの血統はダイナアクトレスやメジロモントレーの名牝の血が入ってるので、種牡馬になっても楽しみです(^^)

  • スーパーやっちさん

     全G1 4Rのうち、このレースは、5頭の日本馬(うち、香港経験有が、4頭)いました。そんな事もあり、

    『アウェイ[Away]というより、ホーム[Home]でやっているのではないか?』

    という錯覚感さえ覚えました。

     それはともかく、完全なモーリス[Maurice]の独り舞台でした。しかも、これまでに滅多に無い出遅れてをやらかしていながら・・・この圧勝・・・。

    唯々、敬服するしか無い程の競馬でした。

     また、Goal後の、実況の中で、

    Absolute Champion(完全なチャンピオン)
    Unrivaled Champion(敵無しのチャンピオン)

    という台詞が出て来るとは、夢にも思っていませんでした。

     本当に、『引退するのが、勿体ない』と感じました。

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