1997年の
シルクロードS(GIII)など重賞4勝、同年の高松宮杯(GI)2着の
エイシンバーリンが、19日午前7時頃に蹄葉炎のため死亡していたことがわかった。
北海道浦河の丸村村下
ファームで余生を送っていたが、昨年末に体調を崩し、クッシング病や蹄葉炎などさまざまな病気を併発。手術するなど牧場の懸命の治療が施されるも、亡くなった。享年25歳。
同馬は1994年10月に阪神でデビュー。同年の阪神3歳牝馬S3着後、年明けの
クイーンC、
アーリントンCを制覇。その後は1年7カ月休養していたが、1996年のオータムス
プリントSで復帰(7着)。1997年には
京都牝馬S、
シルクロードSと重賞を連勝し、続く高松宮杯でも2着に善戦。GIこそ勝てなかったが、スピードを生かした逃げでファンを魅了した。通算28戦6勝(うち重賞4勝)。