17日、
川崎競馬場で行われた11R・
川崎マイラーズ(ダ1600m)で、
的場文男騎手騎乗の5番人気
リアライズリンクス(牡7、浦和・
小久保智厩舎)が1着でゴール。この勝利で的場騎手は
地方競馬史上2人目となる
地方競馬通算7000勝を重賞レース優勝で達成した。
先週12日の大井10R・
モンサンデューンの勝利で記録達成にリーチをかけていた的場騎手。直後の11Rでのクビ差惜敗もあり、地元での達成とはならなかったが、舞台を川崎に移した今週、ついに偉業達成となった。
的場文男騎手は1973年のデビューから勝ち星を積み重ね、今月5日には「地方・中央・海外合わせた生涯通算7000勝」を達成。今年の3月8日更新した「重賞最年長勝利記録」をさらに本日の
川崎マイラーズで更新し、いまだ一線級の活躍を続けている。
地方競馬通算最多勝利記録は佐々木竹見元騎手の7151勝。
【的場騎手 7,000勝達成後のコメント】
「7,000勝を重賞で達成できたらと思っていたので、夢が実現できて嬉しい。家族や応援してくれたファン、関係者の皆様に喜びと感謝を伝えたいです。これまで44年間の騎手人生、怪我もありましたが自分のため、周りのために一生懸命やってきて、本当に楽しんで続けてこれました。
7,000勝はやらなければならなかった“宿題”。これからは“目標”となる佐々木竹見さんの7,151勝を超えられるよう、気持ちを改めてまた頑張っていきたいです」
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川崎マイラーズ・本馬場入場〜返し馬〜レース〜口取り(提供:TCK)
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的場文男騎手7000勝表彰式インタビュー(提供:TCK)