4日、東京競馬場で行われた
安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団後方でレースを進めた
川田将雅騎手騎乗の7番人気
サトノアラジン(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして、逃げ粘る8番人気
ロゴタイプ(牡7、美浦・
田中剛厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒5(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気
レッドファルクス(牡6、美浦・
尾関知人厩舎)が入った。なお、2番人気
エアスピネル(牡4、栗東・
笹田和秀厩舎)は5着、1番人気
イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)は8着に終わった。
勝った
サトノアラジンは、
父ディープインパクト、
母マジックストーム、
その父Storm Catという血統。昨年の
安田記念はペースに泣いて4着、秋の
マイルCSでも不利を受けて5着に敗れるなど、大舞台でなかなか結果を出せないでいたが、ここでついに悲願のGI制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サトノアラジン(牡6)
騎手:
川田将雅厩舎:栗東・
池江泰寿父:ディープインパクト母:マジックストーム母父:Storm Cat馬主:里見治
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:25戦8勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年京王杯ス
プリングC(GII)
【
川田将雅騎手のコメント】
今日は馬場も枠もこの馬にとって素晴らしい条件が整ったので、ここで勝ちたいなと思っていましたが、本当によく頑張ってくれました。(レースでは)この馬が一番いい脚を使えるようにと、それだけを考えていました。(直線では)勝つ時と同じ雰囲気で加速していきましたので、これなら届くなと思いながら追いました。
アラジンの競馬で勝つことができて、能力の高さを証明することができて本当に良かったです。