14日、
オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたトゥーラックH(GI・芝1600m・1着賞金30万豪ドル)で、栗東・
池江泰寿厩舎から現地のD.ウィアー厩舎へ移籍していた
トーセンスターダムが待望の現地初勝利を挙げた。
出走馬中で一番重い57.5kgの斤量となった
トーセンスターダムは
D.レーン騎手が騎乗。中団からレースを進め、4コーナーから直線入り口で外から進出し、レーン騎手の風車鞭に応え最後は2着の
ソヴリンネーションに1馬身差をつけ優勝。タイムは良馬場で1:35.86。
トーセンスターダムは
父ディープインパクト、
母アドマイヤキラメキ(
その父エンドスウィープ)の6歳牡馬。母の半弟に2011年の
天皇賞(秋)をレコード勝ちした
トーセンジョーダン(
父ジャングルポケット)、2012年のダービー3着馬
トーセンホマレボシ(
父ディープインパクト)がいる。2012年の1歳セレクトセールで2億6250万円(税込)の最高価格で取引された。
国内所属時には
中央競馬と豪州で16戦5勝、豪州移籍後もGI戦線で惜しい競馬が続いていたが、ここで待望の現地初勝利をGIで飾った。