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ハットトリック産駒が北米重賞レコード圧勝

  • 2013年03月17日(日) 13時33分
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3月16日にアメリカ・サンタアニタ競馬場で行われたサンルイスレイステークス(G2、4歳以上、芝12f、8頭)で、重賞デビューのブライトソート/Bright Thought(牡4)がコースレコードで勝利した。

エスピノーザ騎手との初コンビ、初距離となった12ハロン戦で2分22秒72のタイムをマーク。1989年にホークスターがマークした2分22秒8を更新した。ただし、サンタアニタの12ハロンコースは最初の下りがダウンヒルであるため、世界記録には認定されない。


エスピノーザ騎手「こいつはとんでもない馬だよ、とてつもない才能の持ち主だ」


ブライトソートは今年初めからグティエレス調教師に管理され、以後は2月3日のハンデ戦を2・1/4馬身差、2月21日の一般戦を5・1/4馬身差で勝利し、そして今回の重賞を3・1/4馬身差で勝利。サンタアニタ競馬場で3連勝を飾った。

レースでは単勝3.5倍の2番人気で出走。他馬に先手を譲る前に半マイルを47秒48で通過。その後2番手につけながらマイルを1分34秒83、10ハロンを1分58秒75で通過した。4コーナー手前から早めに仕掛けたが直線さらに加速するように後続を突き放した。


エスピノーザ騎手「逃げるつもりでいたが、競り合うのは好まなかったので後ろに下げた。2番手で息を整え、残り3ハロンからスパートしたよ」


なお、グティエレス調教師は短期間に3戦したことを理由に、このあとは休養させるとしている。


【補足】
ハットトリック産駒の北米重賞勝ち馬はこれで3頭目。初重賞、初距離、テン乗り、ライバルは重賞実績豊富といくつもハードルがありましたが、それを飛び越えて24年ぶりコースレコードで圧勝。通算7戦4勝ですが、4戦目までは芝以外で走っていて4戦1勝(1着降着あり)。それが芝にかわって瞬く間に重賞まで3連勝と、ハットトリック産駒らしく芝で変身しました。アメリカ芝中距離路線で名を馳せる1頭に、と期待させる勝ちっぷりです。

ちなみにこの勝利にはハットトリック産駒であること以外に日本との縁がいくつかあります。
・サンルイスレイステークスはシンボリルドルフの海外遠征で出走したレース
・以前のレコードホルダーのホークスターは1989年ジャパンカップ5着
・エスピノーザ騎手はアサヒライジングでアメリカンオークス2着、ダンスインザムードでG3勝利

レース映像は元ネタURLから見れます。
7枠の白いメンコ&シャドーロールがブライトソート。
ネタ元のURL
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/76910/bright-thought-sets-turf-mark-in-san-luis-rey

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