JRAは14日、
木幡育也騎手(美浦・
藤沢和雄厩舎)が「日本
中央競馬会競馬施行規程第147条第20号」により、騎乗停止となることを発表した。停止期間は14日から裁定委員会の議定があるまでとしている。
「競馬施行規程第147条」は、
『第138条第1項各号及び第145条各号のいずれか又は前条に該当する場合を除き、次の各号のいずれかに該当する馬主、調教師、騎手、調教助手、騎手候補者又は厩務員に対して、期間を定めて、調教若しくは騎乗を停止し、戒告し、又は500,000円以下の過怠金を課する』
「第20号」は、
『競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった者』
となっている。
木幡育也騎手は1998年9月21日生まれの19歳。今年デビューし、これまで6勝を挙げている。また、同騎手は今年9月の騎手の薬物使用に関する検査で対象薬物として指定されている利尿剤「フロセミド」が検出され、1ヶ月間の騎乗停止になっており、その際も今回と同じ「147条第20号」が該当していた。