有馬記念までいよいよあと4日。
有馬記念で気になるのは
ジャパンCの結果。同年の
ジャパンCと
有馬記念の両方を勝ちきった馬は
シンボリルドルフ、
テイエムオペラオー、
ゼンノロブロイ、
ディープインパクトしかおらず、両レース連覇がきわめて難しいということが過去の歴史が証明している。そこで、今年の
ジャパンCを勝った
シュヴァルグランが
有馬記念も勝てるのかどうか、血統予想でお馴染み、亀谷敬正氏を直撃した。
「
ハーツクライ産駒は重賞レースの場合
・1人気に弱く
・人気落ちの立場に強い
「逆張り傾向」の種牡馬
これを覚えておけば、重賞レースの馬券でも効果を発揮する場面は年に何度も訪れます。当日1−5人気に支持された
ハーツクライ産駒も、前走で人気より走っていた場合は単勝回収率が89%。複勝回収率67%。対して、前走で人気より走らなかった場合は単勝回収率114%。複勝回収率87%に上昇。
振り返れば、
ハーツクライ自身も
有馬記念を優勝した時は4人気。断然1人気だった
ディープインパクトに
チャレンジャーとして思い切った騎乗で勝利。
ハーツクライは
トニービンの血を引く
サンデーサイレンス産駒。
トニービンは得意条件と不得意条件、ギアが入る時とそうでない時の振り幅が大きい血統。だから、前走でハマって人気が上がる状況はおいしくないですし、前走でハマらなかったから少し場所を変えて思い切った戦法で乗れる状況で馬券妙味が上がる血統。その特色は産駒にも遺伝。重賞レースでのオッズ(人気別)のパターンが生じるのです。
シュヴァルグランの
ジャパンCは、前走の
京都大賞典で苦手な1人気の状況で3着。JCは5人気。絶好の買い頃だったわけですが、
有馬記念は人気で走った後。4人気以内になる可能性も高そう。今回は見送りのパターンに該当しますが、はたして?」
データ上、
ハーツクライ産駒には芳しくない状況が待ち受けてはいるが、亀谷氏がどんな結論を出すのかは週末の『
ウマい馬券』でお届けしたい。
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ウマい馬券』週末をお楽しみに