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東西金杯、注目は角居厩舎のラビットランとデニムアンドルビー/ねぇさんのトレセン密着

  • 2018年01月03日(水) 13時00分
 角居厩舎が京都金杯ラビットラン中山金杯デニムアンドルビーを出走させます。

 年末の開催で出走を予定していた馬が除外になった影響もあるとはいえ、この3日間にかなり多くの頭数を出走させますね。今年もやはり角居厩舎から目が離せませんね。

 京都金杯に出走予定のラビットランは前走のターコイズSのあと一旦放牧に出るプランもありましたが、変更して京都金杯に駒を進めることになりました。今年前半の大目標はヴィクトリアマイルですが、まだ時間があるということでここに目標を切り替えました。

「思ったとおり、1回使ったことで心身ともに良くなりました。体はシャキッとしてきましたし、気持ちもいい方に向いています。状態面については明らかに上向いていますね」と辻野助手。ひと叩きされた効果が出ているようですよ。

 鞍上は藤岡康太騎手。今回がテン乗りということで、今朝の調教で騎乗して感触を確かめていました。

「藤岡騎手は調教で乗ったことで競馬のイメージもつかめたようです。ラビットランのいいところを生かした競馬をしてくれたら、と思います」

 京都の外回りのコースは合っていると思いますし、ハンデは54キロと前走より1キロ軽い斤量となりました。ちょっと気負いがちな性格で調教でもペースが遅めだとハミを噛むところがありますが、「競馬に行けば、問題ない」とのこと。あの独特な走りで新春を飾って欲しいですね。

 中山金杯に出走予定のデニムアンドルビーのハンデも54キロ。年が明けて8歳のお姉さんになりました。

「若いころはカリカリしていましたが、年をとった分、落ち着きが出て精神的にも安定してきましたね。体調も引き続きいい。GIIIのハンデ戦でこの斤量なら太刀打ちできるのでは」と陣営も期待を寄せていました。前走のチャレンジCはクビ差の2着。ローズS以来の約4年3か月ぶりの勝利をぜひ見たいです!

(取材・文:花岡貴子)

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