初日から“兄弟タッグ”が実現する。17年2月末で騎手を引退し、3月1日に開業する
武幸四郎調教師(39)=栗東。今週末にはいきなり兄・
武豊とのコンビが実現する見通しであることが明らかになった。
3日阪神1R(ダート1800メートル)に、池江厩舎から転厩予定の
グアン(牝3歳)がスタンバイ。
武豊は「順調に行けば土曜の1Rから乗るみたいだね。1勝目になればいいけど、まあまだこれから先もあるから」と冷静ながらも、楽しみにしている様子だ。
25日の
阪急杯では、定年により今月末で解散する福島厩舎最後の重賞挑戦となった
ダイアナヘイローを勝利に導いた名手。「単なる重賞勝ちじゃないよね。こういうことがあるのも、競馬のいいところだと思う」と、その醍醐味(だいごみ)を語った。今週は弟に開業祝いの勝利を届け、ファンも喜ばせてくれるはずだ。
提供:デイリースポーツ