15日、NAR(
地方競馬全国協会)の発表により、船橋所属の中野省吾騎手が来年度の騎手免許継続試験に不合格となったことがわかった。免許は今月31日付けで失効、その日までは騎乗可能だが、最短で再取得するには19年4月1日付けの南関東騎手免許試験に合格しなければならない。
中野騎手は09年デビューの26歳。昨年は
JRA主催の
ワールドオールスタージョッキーズに地方代表騎手として出場し、今月5日には地方通算500勝目を達成するなど、南関東のトップジョッキーとして活躍する一方、この1年間の制裁回数は15回。また昨年9月のレース中に噛みつきにきた他馬をムチで叩いたことで処分を受けたのち、自身の申し出から残りの騎乗で乗り替わりを発生させたことなどがあった。