「
皐月賞・G1」(15日、中山)
4戦無敗の2歳王者
ダノンプレミアム(牡3歳、栗東・中内田)が、
皐月賞を回避することが決まった。5日、管理する中内田師が発表した。
追い切る予定だった3月30日に右前脚の挫石が判明。調整不足のため、回避の決断に至った。師は「このあとは在厩で調整します。挫石は治まっていますが、まだ先のある馬ですし、無理をせず、
日本ダービー(5月27日・東京)に目標を切り替えます。これだけの馬なので、オーナーに回避の理解をしていただけたのは良かった。ダービーへ、全力で仕上げたいと思います」とコメントした。
同馬は昨年6月に阪神でデビュー。
朝日杯FSをレースレコードで勝ち、JRA最優秀2歳牡馬を受賞した。今年も始動戦となった
弥生賞を制し、デビューから無傷の4連勝。
皐月賞最有力馬と目されていたが、主役の直前回避により、牡馬クラシック第1冠は大混戦ムードとなった。
提供:デイリースポーツ