京都11Rの第157回
天皇賞・春(GI、4歳以上、芝3200m)は2番人気
レインボーライン(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分16秒2(良)。クビ差2着に1番人気
シュヴァルグラン、さらに1/2馬身差で3着に4番人気
クリンチャーが入った。
なお、レース後、騎手が下馬した
レインボーラインは、右前肢跛行と診断された。
レインボーラインは栗東・
浅見秀一厩舎の5歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母レーゲンボーゲン(母の
父フレンチデピュティ)。通算成績は22戦5勝。
〜レース後のコメント〜
1着
レインボーライン(岩田騎手)
「嬉しいのは嬉しいですが、馬がゴールを過ぎて、歩様に"オッ"と思って下馬しました。右の前脚です。距離を走っていますし、痛そうでした。(ゴール前は)何とか届いてくれるのではないかと思って追っていました。出入りの忙しいレースにうまく対応してくれました。無事に次も出走出来ればいいと思います」
(
浅見秀一調教師)※
JRA京都広報室発表
「着順は最高でしたが、レース後の馬の状況が状況なので、心苦しいです。次に向けて何とかケアしてあげたいと思います」
2着
シュヴァルグラン(ボウマン騎手)
「この馬らしいレースはしました。前にいた馬を早めにつかまえに行こうとしたというか、ファイトして行きましたが、ファイトする相手がすでに先頭になっていました。フワフワしているうちに後ろに差されてしまいました。仕方がありませんが、能力は出しました」
3着
クリンチャー(三浦騎手)
「ゲートを出て、
リラックスしていましたし、気分良く運べました。3〜4コーナーで前にもぐり込みたかったのですが、その通りに行きました。前2頭には負けましたが、いい競馬が出来ました。今後も楽しみです」
(
宮本博調教師)
「満点に近い乗り方をしていました。しかし、前に2頭いました。今後は放牧に出して、フォワ賞から
凱旋門賞に向かいます。鞍上は
武豊騎手の予定です」
5着
チェスナットコート(蛯名騎手)
「58キロは初めてでしたし、いい経験になったと思います。まだ体の線は細いですし、軽い斤量しか背負ったことがありません。苦しくてモタれていました。斤量慣れしないといけません。ポジションを取るので精一杯でした」
7着
スマートレイアー(四位騎手)
「調教師の指示で、ポジションを取らず折り合い重視のレースをしました。最後もよく来てると思います」
8着
アルバート(
ルメール騎手)
「レースがスムースではありませんでした。向正面からポジションを上げたかったのですが、内の馬に外へプッシュされて、外過ぎてしまいました。よく走ってくれましたが、最後は残念でした」
9着
シホウ(浜中騎手)
「スタートしてこの馬のペースで最後までバテずに頑張ってくれました」
10着
ヤマカツライデン(松山騎手)
「自分の競馬は出来たと思いました。最後もバッタリ止まったのではないですが、切れ味のある差し馬に負けてしまいました」
12着
サトノクロニクル(川田騎手)
「この馬が勝ちにいく競馬を組み立てました。精一杯頑張ってくれたと思います」
14着
ガンコ(藤岡佑騎手)
「
シュヴァルグランが動いて行った時に、あれは受けなければいけないので行きました。使い詰めで来たので苦しくなるところを見せていましたが、4コーナーで先頭に立つレースをしてくれたので頑張っていると思います」
16着
カレンミロティック(池添騎手)
「向正面でペースが上がってからきつくなりました。よく頑張ったと思います」
17着
トミケンスラーヴァ(秋山騎手)
「頑張っていると思います。自分の競馬は出来ました」
ラジオNIKKEI