東京11Rの
京王杯スプリングカップ(4歳以上GII・芝1400m)は4番人気
ムーンクエイク(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分19秒5(良)のレコード。アタマ差の2着に7番人気
キャンベルジュニア、さらにハナ差の3着に2番人気
サトノアレスが入った。
ムーンクエイクは美浦・
藤沢和雄厩舎の5歳セン馬で、
父アドマイヤムーン、
母リッチダンサー(母の
父Halling)。通算成績は12戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ムーンクエイク(C.
ルメール騎手)
「ラスト200mは3頭併せの中よく頑張ってくれました。少し掛かるところはありましたが、スピードはあるし、長く脚を使えます。タフな馬なので、1600m(
安田記念)は合っています」
(
藤沢和雄調教師)
「ペースが少し速くて、レースがしやすかったですね。厩舎に置いたまま、次は
安田記念に向かう予定です」
2着
キャンベルジュニア(
石橋脩騎手)
「状態がとても良く、かなり仕上がっていました。スタート後の馬の出はそれほど良くありませんでしたが、うまく対応してくれて、直線での加速は素晴らしかったです。そのまま押し切れれば良かったのですが、勝ち馬に目標にされていた分、最後は捕らえられてしまいました。素質は良いものをもっているので、今後も楽しみです」
3着
サトノアレス(
蛯名正義騎手)
「初めての1400mということもあり、ポジションは取れませんでしたが無理せずに乗りました。次走の
安田記念につなげる狙いでレースをしたところ、折り合いもついて良いレースができました」
4着
グレーターロンドン(
田辺裕信騎手)
「1400mという距離に加えて、前半から流れたことで忙しかったです。レコード決着もこの馬にとっては厳しいですね。それでも、最後は良い脚を使ってくれました」
5着
ラインスピリット(
森一馬騎手)
「いつもの通りゲートの速さを生かして、楽に2番手につけられました。そのまま良いリズムで行けて、最後まで差がなく頑張っています。スタートで躓いた前走は参考外として、着実に力をつけてきています」
6着
リライアブルエース(
戸崎圭太騎手)
「とても乗りやすい馬で、クラスが上がってきても頑張っています。直線ではスムーズでないところもありましたが、最後までしっかり伸びています」
15着
ダンスディレクター(
武豊騎手)
「道中の感じは悪くありませんでしたし、勝ち馬の後ろで折り合いもつきました。しかし、追い出してからの反応が一度もありませんでした。走りも硬いような気がしました」
ラジオNIKKEI