阪神11Rの第59回
宝塚記念(GI、3歳以上、芝2200m)は7番人気
ミッキーロケット(
和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒6(稍重)。クビ差2着に10番人気
ワーザー、さらに3馬身差で3着に12番人気
ノーブルマーズが入った。
ミッキーロケットは栗東・
音無秀孝厩舎の5歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母マネーキャントバイミーラヴ(母の
父Pivotal)。通算成績は22戦5勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ミッキーロケット(和田騎手)
「馬場が乾いたので、内のいいところを通ろうと思っていました。スタートが上手で、それが心強かったです。前は流れていましたが、勝負どころでついて行ければ直線は頑張ってくれる馬です。長くコンビを組んでいますし、特長を生かせました。最後まで脚色も変わらず、すごい馬です。(17年ぶりのGI勝利について)長かったです。
テイエムオペラオーが後押ししてくれました。胸を張ってオペラオーのところに行きたいと思います」
2着
ワーザー(H.ボウマン騎手)
「もう1回レースを使っていれば良かったかもしれません。香港の流れより、今日のような流れの方が合うのかもしれません。馬場は軟らかい方がいいのですが、今日のようなしっかりした馬場も合うようです。この馬は世界レベルの馬だと思います」
(J.ムーア調教師)
「シーズン初めに思うようにレースを使えなかったことや、体重減もあったので、準備が万端であれば勝てたかもしれません。2着は嫌いですが、馬のパフォーマンスには大満足しています」
3着
ノーブルマーズ(高倉騎手)
「もう少し前に行けると思っていましたが、ハイペースで馬が行きたがらなかったので、馬の走りたいように走らせました。この大舞台でよく頑張ってくれましたが、悔しいです。でも、充実して本格化してきたと思いますし、これからも楽しみです」
4着
ヴィブロス(福永騎手)
「
リラックスさせるのに時間が掛かりました。こんなに行きたがるとは思いませんでした。スタートして隣の馬に来られてスイッチが入ってしまったところもありますが、とにかく力んでしまいました。それでも頑張っているのですが...」
5着
ダンビュライト(
武豊騎手)
「3〜4コーナーでゴチャついてしまいました。出来れば内ラチ沿いを通りたかったのですが...すごく残念です」
6着
サトノダイヤモンド(
ルメール騎手)
「4コーナーでバテた馬の後ろになってしまい、抜け出すことが出来ませんでした。道中で早めに動いた分、最後は伸びがありませんでした。コンディションは悪くなかったと思います」
7着
ステファノス(岩田騎手)
「行きっぷり良く、いい手応えで回って来られました。直線、割って来られるかと思いましたが、ラスト1ハロンで止まってしまいました」
8着
キセキ(
M.デムーロ騎手)
「折り合いは問題なかったです。今回は内側から伸びるケースが多かったので、内に入れましたが、外を回らせれば良かったかもしれません」
9着
パフォーマプロミス(戸崎騎手)
「馬の感じは良かったです。ただ、いつもの行きっぷりがありませんでした。今日の馬場が合わなかったのかもしれません」
10着
スマートレイアー(松山騎手)
「スタートが良くて、前の位置取りで流れに乗れました。それでも勝負どころでは苦しくなってしまいました」
12着
サトノクラウン(
石橋脩騎手)
「いざ、勝負どころで行こうとした時、馬が動いてくれませんでした。馬の気持ちを最後に頑張るように仕向けられませんでした」
13着
アルバート(藤岡康騎手)
「前へと促して行ったのですが、後方からになり、リズムに乗れないままレースが終わった感じです」
14着
ゼーヴィント(池添騎手)
「ハミを乗せて行こうと思い、気合いを入れて好位を取りに行きましたが、3コーナー過ぎに一杯一杯になってしまいました。そこから反応してくれませんでした」
ラジオNIKKEI