今年のダービー馬
ワグネリアンの
母ミスアンコールが、6日未明の北海道胆振東部地震により、北海道安平町のノーザン
ファームで死んでいたことが10日までに分かった。12歳だった。同牧場営業部長の中尾義信氏は「当時は夜間放牧中で、明け方に左後肢飛節の骨折が判明したため、安楽死処分に至りました」と説明した。
ミスアンコールは現役時代に1勝しか挙げられなかったものの、繁殖牝馬としてダービー馬を世に送り出し、その名を高めた。現在、
ワグネリアンの全弟
カントル(牡2歳、栗東・藤原英)がデビューに向けて栗東トレセンで調整中。ほかにも、同じ
ディープインパクトを父に持つ1歳、当歳の牝馬がいる。
クロフネ産駒の
ハマヒルガオ(牝5歳、美浦・堀)は、今週日曜の中山9Rに出走予定。
提供:デイリースポーツ