“親友タッグ”がターフを沸かせる。29日の阪神5R新馬戦(芝1800メートル)で、
武豊を背にデビューを迎える
ゴータイミング(牡2歳、栗東・松永幹)に注目だ。名付け親はとんねるずの木梨憲武。
武豊とは20年来の親交がある芸能界きっての競馬通。テレビではトーク番組で共演、旅番組ではユタカの自宅を訪問するなど、旧知の仲だ。
「馬名の由来は特に聞いてないけど、個展のテーマが“タイミング”だから、そういうのもあるのかな?」とユタカ。木梨は各地で『木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-』を開催中。JRA登録時に申請された馬名の意味も“瞬間”と記されており、そこから名付けられたようだ。
「まだ一度も乗っていないけど、この血統だからね。走ってほしい」とユタカが期待するように、血統も超一流だ。父が
ディープインパクトなら、母はディアヌ賞(仏
オークス)、
サンクルー大賞など仏G1を3勝した名牝
サラフィナ。また、全兄には7月のメシドール賞・仏G3で
武豊が手綱を取り金星を挙げた
ジェニアルがいる。父母そろって
凱旋門賞に参戦し、オーナーが「
武豊さんと
凱旋門賞に行くのが夢」と公言する松島正昭氏が代表を務めるキー
ファーズということからも、同馬には壮大な夢が託されている。
松永幹師は「まだ途上だけど、順調に調教を進めています。気性は
ジェニアルと違って素直。オーナーは“ジョッキーの4000勝がこの馬ならいいなぁ”っておっしゃってました」とデビューを心待ちにする。武と憲武の“武コラボ”が競馬界を盛り上げる。
提供:デイリースポーツ