29日から短期免許での騎乗を再開するジョアン・モレイラ騎手(35)=ブラジル=が27日、美浦トレセンで調教に参加。
京都大賞典で15年8月以来のコンビとなる
アルバートなどの追い切りにまたがった。
スプリンターズSでは
ナックビーナスに騎乗。前走のキーンランドCでは重賞初Vをエスコートした。「雨で馬場が悪くなりそうなので、前に行く馬が有利。この馬の
スタイルに合うと思う。
ファインニードルなど強い相手もいるが、スムーズな競馬ができればチャンスはある」とJRA・G1初Vへ自信をのぞかせる。意外なことに自身は中山未経験だが、ビデオを見て研究済み。「慣れるまで時間はかかるかもしれないが、
ハッピーバレー競馬場(香港)ほどト
リッキーではなさそう」と対策に抜かりはない。
10月2日にはJRA騎手免許一次試験を受験する。さらに、その後は日本語学校に通う予定で、日本語のレベルアップに励む。「結果はどうなるか分からないが、自分ができることにベストを尽くすだけ」と通年免許取得へ強い意志を示した。(デイリースポーツ・北島稔大)
提供:デイリースポーツ