千葉県競馬組合は、10月2日の船橋8Rに出走した浦和所属の
トーセンガーネット(牝2、
小久保智厩舎)から、禁止薬物であるプロカインが検出されたことを発表した。
小久保智厩舎に在厩している馬については、禁止薬物の陰性が確認できるまで公正保持のため船橋競馬に出走することはできない。
(千葉県競馬組合のコメント)
「昨年、船橋競馬所属馬が禁止薬物陽性となった事例があり、二度とこのようなことが起きないよう競馬場関係者一丸となって対策を講じて参りました。しかしながら船橋競馬開催中に禁止薬物陽性馬が発生してしまったことは誠に遺憾であり、お客様並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。今後、埼玉県浦和競馬組合をはじめ関係当局と連携し、発生原因を調査するとともに、 再発防止に向けて万全を尽くし、競馬の公正確保に努めてまいります」
【出走した競走および禁止薬物陽性馬】
[レース]
10月2日船橋8R
トーシンブリザード・
メモリアル(
平和賞TR)
[禁止薬物陽性馬]
トーセンガーネット(牝2、浦和・
小久保智厩舎)
[着順]
1着(1番人気)
[確認された禁止薬物]
プロカイン
※局所麻酔に使用される薬物。おもに浸透麻酔や脊髄麻酔に用いられる。
[今後の対応]
・関係各機関と協力の上、原因究明を行う。
・当該馬の失格処分、賞金返還等の手続き等を行う。
・関係者への通知、調教師及びきゅう務員への訓示を実施し発生防止を徹底する。
(千葉県競馬組合のリリースより)