東京11Rの天皇賞秋(3歳以上GI・芝2000m)は2番人気
レイデオロ(C・
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分56秒8(良)。1馬身1/4差の2着に4番人気
サングレーザー、さらにハナ差の3着に6番人気
キセキが入った。
レイデオロは美浦・
藤沢和雄厩舎の4歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母ラドラーダ(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は11戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
レイデオロ(C・
ルメール騎手)
「僕にとって天皇賞を勝つのは初めてで、今日は大きなチャンスでした。
レイデオロのコンディションが完璧でレースも完璧でした。ずっと気持ち良かったです。ペースはちょうど良く、とても
リラックスして、外からのプレッシャーもなくスムーズでした。逃げた
キセキを注意していました。直線に向いて
レイデオロの反応が良く、長く良い脚で頑張ってくれました。毎レース素晴らしい馬に乗り、良い競馬ができ素晴らしいです。まだこれからも大きなレースがありますから、集中してまた頑張ります」
1着
レイデオロ(
藤沢和雄調教師)
「レース間隔を詰めて使いましたが、馬の状態、仕上がりがすごく良くて、力のある馬ですからやれるのではと思っていました。スタートで遅れることもある馬ですが、今日は良い位置につけられたと思って見ていました。ペースがあまり速くありませんでしたが、力のある馬ですし、大丈夫だろうと思っていました。今日のレースを見ると、これくらいの距離が1番良さそうだと思います。(秋の天皇賞6勝について)これまでもスピードのある馬を預からせてもらって、皆頑張ってくれたと思います。この秋はすでに2回使っていますし、来年も現役という話もありますから、年内はあと1戦になると思います。決まったら早めに発表します」
2着
サングレーザー(J・モレイラ騎手)
「馬にありがたい気持ちでいっぱいです。スムーズな競馬で手応えが良くて、もしかしたら残り200mで差せると思いましたが、勝った
レイデオロが強かったですね。距離は問題ないです」
3着
キセキ(
川田将雅騎手)
「前走より具合が良く、GIに向けて良い状態できてくれました。最後までしっかり頑張ってくれました。前に行く馬がおらず、自分で組み立てる選択をしました。勝ったのはダービー馬ですし、
キセキも
菊花賞馬としてのレースをしてくれました」
4着
アルアイン(
北村友一騎手)
「瞬発力勝負で遅くなる競馬は嫌だなと思っていましたが、思いえがいていたイメージ通りのレースができました。坂のあたりでかわされてから伸びあぐねていました。速いタイムで、相手も強かった中で、集中力を欠きながらも頑張ってくれました」
5着
ミッキーロケット(
和田竜二騎手)
「ペースが流れましたし、一番いいところにつけられたと思うのですが...」
6着
サクラアンプルール(
田辺裕信騎手)
「あまりペースが流れたレースの経験がなく、競馬がしにくかったです。状態が良かったですし、見切りをつけるのはまだ早いと思います」
7着
マカヒキ(
武豊騎手)
「残念です。状態が良いと感じていました。ペースが緩む所がなかったです。脚をためられませんでした。ギアが入らないままだったでしょうか。流れ込んだだけです」
8着
ヴィブロス(
福永祐一騎手)
「4コーナーで急に手応えがなくなってしまいました。残念です」
10着
スワーヴリチャード(M・デムーロ騎手)
「スタートでぶつかりました。直線も1頭で全然伸びませんでした。今日は久々で気持ちがありませんでした」
10着
スワーヴリチャード(
庄野靖志調教師)
「
テンションが高かったです。出遅れて挟まれて気持ちも切れてしまったようです。この後は
ジャパンカップを目指してまた頑張ります」
ラジオNIKKEI