東京11Rの京王杯2歳ステークス(2歳GII・芝1400m)は2番人気
ファンタジスト(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分24秒7(良)。ハナ差の2着に1番人気
アウィルアウェイ、さらに2馬身差の3着に6番人気
カルリーノが入った。
ファンタジストは栗東・
梅田智之厩舎の2歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母ディープインアスク(母の
父ディープインパクト)。通算成績は3戦3勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ファンタジスト(
武豊騎手)
「ペースは遅くなりましたが、その中でうまく折り合いがつき、上手に走ってくれました。馬は1戦ずつ良くなっています。今日のようなレースができれば距離延長も問題ないでしょうし、今後が楽しみな1頭です」
(
梅田智之調教師)
「よく頑張ってくれました。この2ヶ月間は厩舎にいて調整し、体は増えていましたが成長分だと思います。ここが最終目標ではないので、余裕のある仕上げでした。ハナ差でも大きな勝利です。距離が延びても大丈夫だと思いますし、まだまだ上を目指せる馬です」
2着
アウィルアウェイ(M.デムーロ騎手)
「とにかくペースが遅かったですが、よく頑張ってくれました。この馬の能力も高いのですが、勝った馬が強かったですね」
3着
カルリーノ(
三浦皇成騎手)
「ゲートが上手で折り合いもつきました。上がり勝負は厳しかったですが、3着争いを制してくれたので、よく頑張っています」
5着
アスターペガサス(
福永祐一騎手)
「スタートは思いの外うまく出てくれましたが、スローで少し気負っている感じもしました。使ったことで変わってきそうです」
6着
メイショウオニテ(
秋山真一郎騎手)
「ゲートが速く、自然とハナへ行きました。ただヨーイドンの形になってしまったことは、この馬にとって厳しかったです。とてもいい馬なので先が楽しみです。距離はこれぐらい短い方が良さそうです」
7着
シングルアップ(
松山弘平騎手)
「ゲートがあまり速くない馬なので、今日のようなスローペースでは厳しいです。もう少し外枠だと良かったのですが......」
ラジオNIKKEI