2日、東京競馬場で行われた
安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、好位でレースを進めた
福永祐一騎手騎乗の4番人気
インディチャンプ(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)が、直線で逃げ粘る3番人気
アエロリット(牝5、美浦・
菊沢隆徳厩舎)を捕らえ、さらに外から猛然と追い上げてきた1番人気
アーモンドアイ(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)も退けて優勝した。勝ちタイムは1分30秒9(良)。
2着はクビ差で
アエロリット、3着はさらにハナ差で
アーモンドアイとなった。また、2番人気
ダノンプレミアム(牡4、栗東・
中内田充正厩舎)は16着入線後にジョッキーが下馬した。
勝った
インディチャンプは、
父ステイゴールド、
母ウィルパワー、
その父キングカメハメハという血統。得意の東京マイルで
アーモンドアイをはじめとした豪華メンバーを見事に破り、念願のGIタイトルを手にした。
【
福永祐一騎手のコメント】
今日は強力な馬たちが相手でしたが、それでもチャンスがないとは思っていませんでした。馬の状態も良かったですし、自分がきちんと騎乗すればいい勝負ができると思っていましたが、期待以上に馬がよく応えてくれました。
いい枠が当たっていましたので、スタートだけはミスしないよう細心の注意を払いました。スタート次第では
アエロリットの後ろでもいいぐらいのつもりでいました。(直線は)不思議なほど冷静でしたね。先頭に立つと遊ぶ癖がある馬なので、ちょうどいい目標がいるからあまり早く抜け出しすぎないようにしようと思っていました。
日本で一番強い馬を負かしたというのは偶然ではできないことだと思いますし、今日の走りはGIウイナーにふさわしい立派なものだったと思います。
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安田記念ダイジェスト>
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