「
ワールドオールスタージョッキーズ」(25日、札幌)
第4戦を勝った
川田将雅騎手(33)=栗東・フリー=が70ポイントを獲得し、逆転で初の総合優勝を決めた。2位は58ポイントの
クリストフ・ルメール騎手(40)=栗東・フリー=で、3位は53ポイントのカリス・ティータン騎手(29)=香港=と初来日の
ミカエル・ミシェル騎手(24)=フランス=が分け合った。
また、チーム対抗戦はJRA選抜が合計246ポイントを獲得し、202ポイントの世界選抜(外国人騎手・
地方競馬代表騎手)に大差をつけて5連覇を達成した。
まさに勢いはとどまるところを知らない。24日に今年一番乗りでJRA年間100勝を達成し、リーディングを独走する川田が、前身のWSJSから4度目の挑戦で念願の頂点に立った。4位で迎えた最終戦。相棒の
プレシャスブルーはC評価だったが、さえ渡る手綱で突き抜けた。
普段はクールな男も、表彰台の最上段に上がると「いつもはレース後にホッとしているんですけど、今回は個人的なことなんで、すごく喜んでます。(2位の)ルメールを見下ろしているのがうれしい」と、笑顔で札幌のファンにリップサービスした。
提供:デイリースポーツ