混戦になるイメージが強い今週の
マイルCSですが、じつは2ケタ人気馬が馬券に絡むことは少なく、過去5年の3着以内はすべてひとケタ人気馬。また、今の京都芝も人気馬が強い傾向で、先週の京都外回りの1番人気馬は[1-3-1-0]と超安定傾向。馬群がバラけるため不利が少なく、力のある馬が走りやすい状態です。
今年は各路線からメンバーも揃いましたし、以上を踏まえると極端な波乱にはならないかもしれません。…なんて書くと穴党の方の期待を盛り下げてしまったかもしれませんが、もちろん、そんなつもりはなく。むしろ、現実的な穴馬券を獲りやすいレースです。
過去3年の
マイルCSでは、2016年が3→2→7番人気の決着で、3連単は40,290円。翌2017年 4→2→7番人気で3連単は55,890円、昨年は5→3→4番人気で3連単29,790円と、見事に中穴がほどよく馬券に絡み、現実的に当てられそうで、加えてうまみもある配当が続いています。
しかも、2016年に7番人気3着した
ネオリアリズムは
札幌記念1着から、2017年に7番人気3着の
サングレーザーは
スワンS1着から、そして昨年5番人気で勝利した
ステルヴィオは
毎日王冠2着からの参戦と、普通に”買えそうな戦績の馬”が中穴で走っています。
以上のことからも、
マイルCSは中距離馬や3歳馬が各路線から集まり粒が揃うぶん、割とベタに買えそうな馬でも中穴程度に留まるケースが多く見られることがわかります。今年でいえば昨年も好走した
ペルシアンナイト&
アルアイン、ルメール騎乗の
レイエンダあたりでも中穴で買える可能性が高いでしょう。
あとはやはり買い方。現代競馬は予想を生かすも殺すも買い方次第ですから、中穴馬と人気馬をうまく絡めてフォーメーションを組めれば、案外サクッと3連単数万の配当が獲れそうな気がします。
(文=TARO)
ただ今、
ウマい馬券では今すぐ使える500ポイントを期間限定でもれなくプレゼント中。今週の
マイルCSでは、本格派新人予想家TARO氏と米田幸憲氏が満を持してデビュー。
ダノンキングリーの取捨を熱く語っています! 予想の参考にぜひ!