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リスグラシュー有馬記念で電撃引退 矢作師が発表

デイリースポーツ
  • 2019年11月17日(日) 06時00分
 今年の宝塚記念馬で、日本調教馬として初めてコックスプレート・豪G1を制したリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作)が、有馬記念(12月22日・中山)を最後に引退することが分かった。16日、矢作師が「有馬記念がラストランになります。ジョッキーは未定です」と発表した。

 同馬は16年8月に新潟でデビューし、同年のアルテミスSで重賞初制覇。その後は阪神JF桜花賞秋華賞、さらに昨年のヴィクトリアMとG1で2着惜敗が続いていたが、昨秋のエリザベス女王杯で悲願のG1初制覇。5歳を迎えた今年は宝塚記念コックスプレートとG1を連勝中。15日に発表されたIFHA(国際競馬統括機関連盟)によるワールドベストレースホースランキングでは、121ポンドで22位タイにランクインするなど、国内外で活躍していた。

 有馬記念の結果次第では年度代表馬の可能性も見えてくる。父ハーツクライが躍動した暮れの中山で、有終の美を飾りたいところだ。

提供:デイリースポーツ

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