19日に中山競馬場で行われる
京成杯(3歳・GIII・芝2000m)有力馬の1週前トレセンリポート。
【
スカイグルーヴ・
木村哲也調教師】
「前走の新馬(1着)は先頭に立ってしまったのでどうなるかと思ったのですが、ラスト1ハロンからまた伸びたのは驚きました。1週前追い切りは、前を目標にしてアグレッシブに行きながらちゃんと我慢できるか、リズム良く上手に走れるかというのをこだわっていきたいという感じでやりました。この先を考えると前走のような競馬では厳しいので、厩舎でできることをやっています。
ただスイッチが入るところがこの馬の良いところでもあると思っています。450キロプラス10キロで、前走と同じような
シルエットで戻ってきています。表面上はカリカリしたところは見せないですし、メンコも付けないで普通に歩いていますが、走る時にはしっかり走ろうとするので、少しずつ体が減ってきています。前走とプラスマイナスゼロくらいで出られればと思います」
(取材:佐々木祥恵)