デアリングタクトに注目が集まる。前人未踏の無敗牝馬三冠なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/18(日)
秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)
デアリングタクト(牝3、栗東・
杉山晴紀厩舎)は新馬戦、
エルフィンSに続いて
桜花賞と
オークスも制し、デビュー無傷の4連勝で牝馬クラシック二冠を達成。今回は久々の一戦となるが、順調に乗り込まれており力を出せる仕上がりにある。
JRA史上初となる無敗の牝馬三冠に向け視界は良好だ。鞍上は
松山弘平騎手。
リアアメリア(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)は始動戦の
ローズSを2番手から押し切り快勝。本格化を感じさせる走りで、昨年10月の
アルテミスS以来となる重賞2勝目を飾った。これまでGIでは悔しい競馬が続いてきたが、雪辱を果たし悲願のタイトル獲得なるか。鞍上は
川田将雅騎手。
ウインマリリン(牝3、美浦・
手塚貴久厩舎)は
フローラSを制し、続く
オークスでも半馬身差の2着と活躍。今回はフレグモーネの影響で予定より入厩が遅れたが、入厩後は順調に乗り込まれ態勢は整いつつある。3戦3勝の
横山武史騎手とのコンビに戻ってどのような走りを見せるか。
その他、
紫苑Sで重賞2勝目をあげた
マルターズディオサ(牝3、美浦・
手塚貴久厩舎)、
オークス3着の
ウインマイティー(牝3、栗東・五十嵐忠男厩舎)、重賞2着2回の
クラヴァシュドール(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)、
クイーンCの覇者
ミヤマザクラ(牝3、栗東・
藤原英昭厩舎)、デビュー3連勝中の
レイパパレ(牝3、栗東・
高野友和厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。