25日に京都競馬場で行われる
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる8回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
ステイゴールドが続き、3回が
キングカメハメハとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-3-2-24」。16年
サトノダイヤモンド、18年
フィエールマン、19年
ワールドプレミア、と3頭の勝ち馬を出すほか、17年にも13人気の
ポポカテペトルが3着に激走するなど、近年は勢いが増している印象だ。今年は無敗で三冠達成を目指す
コントレイルほか、
サトノインプレッサ、
サトノフラッグ、
レクセランスの4頭が出走予定。
ドリームジャーニー産駒は「0-0-0-1」。出走例は1000万下の特別戦から臨んだ16年
ミライヘノツバサ(13人気13着)に限られる。なお、
ドリームジャーニーの全弟
オルフェーヴル産駒は、昨年に
メロディーレーンが12人気5着と紅一点ながら健闘していた。今年は
菊花賞兄弟連覇がかかる
ヴェルトライゼンデが出走予定。
初出走となる
ナカヤマフェスタ産駒は、
セントライト記念で父子制覇を果たした
バビットに注目が集まる。09年
菊花賞で4人気12着と大敗を喫した父の無念を晴らせるだろうか。なお、父系祖
父ステイゴールドの産駒は、11年
オルフェーヴル、12年
ゴールドシップが勝ち馬となるほか、直近では18年
エタリオウがハナ差2着の惜敗。
ルーラーシップ産駒は「1-0-0-4」。17年に勝利した
キセキは、雨降る不良馬場を物ともせず、きっちりと1人気に応える走りを見せていた。今年は
神戸新聞杯で優先出走権を獲得した
ロバートソンキーほか、
マンオブスピリット、
アンティシペイト(抽選対象)、
タイセイモンストル(除外対象)の4頭が特別登録。