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【フローラSレース後コメント】クールキャット C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年04月25日(日) 18時00分
東京11Rの第56回フローラステークス(3歳GII・牝馬・芝2000m)は5番人気クールキャット(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒4(良)。1馬身差の2着に14番人気スライリー、さらにハナ差の3着に2番人気ユーバーレーベンが入った。

クールキャットは美浦・奥村武厩舎の3歳牝馬で、父スクリーンヒーロー母メジロトンキニーズ(母の父ダンスインザダーク)。通算成績は5戦2勝。

レース後のコメント
1着 クールキャット(C.ルメール騎手)
「今日は前目につけたいと思っていたので、スタートから出していきました。すぐに良いポジションにつけられて、馬の後ろに入れると冷静に走ってくれました。この馬は跳びが大きく、あまり切れるタイプではありませんが、長く良い脚を使ってくれます。直線では大外に出すと、段々と加速しました。新馬戦で乗った時から能力を感じていましたが、今日は馬体がパワーアップしていて、筋肉もついていました。重賞を勝つことができて良かったです」

(奥村武調教師)
「思っていた通り、東京コース、2000mという距離がこの馬には合いました。ルメール騎手パワーアップしていると言ってくれた通り、2歳の頃より力強さも出ていました。次走についてはおそらくオークスを目指すことになると思います。この馬はビュッという脚はありませんが、スタミナがあるので、距離が延びても良いと思います」

2着 スライリー(相沢郁調教師)
「前回のレースでは折り合いがつかず失敗した形でした。今日は折り合いがついて上手くレースができました。本番(オークス)ではもっと抑えていって、思い切ったレースをさせたいと思っています。楽しみです」

3着 ユーバーレーベン(手塚貴久調教師)
「開幕週ですから、上位2頭とは位置取りの差が出た感じです。今日はスタートも良く出ましたし、距離も問題はありませんでした。体が減ったのも、ジョッキーは問題ないと言っていました。オークスに出走できれば、巻き返したいと思っています」

4着 メイサウザンアワー(石橋脩騎手)
「調教で乗って、良い馬だと感じていました。イメージ通りスタートも良く、無理なく良いポジションで進めることができました。直線で前が塞がらなければ、2着はあったレースでした」

5着 ウインアグライア(和田竜二騎手)
「良いリズムでレースができました。休み明けでしたし、今日は良化途上という状態でしたから、オークスで期待できるという感じのレースはできたと思います」

6着 パープルレディー(田辺裕信騎手)
「1コーナーで外に振られたのが痛かったですね。開幕週の馬場で、力任せのレースをすることになりました。中々脚が溜まりませんでした。馬は、精神面の成長は見られます。体の成長を期待したいですね」

7着 レッジャードロ(柴田善臣騎手)
「レースが近づくと、馬に気が入ってしまうようです。ゲート入りの時も気が入りすぎていました。それでも道中は我慢してくれました。良いフットワークで能力を感じました」

8着 オヌール(川田将雅騎手)
「今日は道中の追走に余裕がありませんでした。体の中身が伴ってくれば変わってくると思います」

ラジオNIKKEI

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