「
レパードS・G3」(8日、新潟)
12年覇者
ホッコータルマエの初年度産駒
ホッコーハナミチは4日、栗東坂路で最終リハ。単走の予定が、他厩舎の馬に追い掛けられて併せ馬になる誤算が生じたが、自身のリズムは全く崩れなかった。
馬なりで4F55秒1-39秒9-12秒3。右肩上がりのラップに、騎乗した長谷川師は「つつかれたけど、しまいの感じは良かったですね。問題なく来ています」と満足げな笑みを浮かべた。先週の栗東坂路でハードに追っており、軽めの内容は予定通り。コンスタントに使っているが、状態面に陰りはない。
長谷川師はタルマエの新馬戦に騎乗。11着に負けてはいるが、2戦目以降もずっと注目していた。「お父さんはすごく成長力がある馬。
ハナミチにリンクする部分もあるのかなと思っています。まだトモが緩くてこれからさらに良くなる馬ですが、ここでも好勝負を」。レコード勝ちした前走のレースぶりなら、相手強化の不安より戴冠への期待が上回る。父子制覇へ、視界は良好だ。
提供:デイリースポーツ